横浜市と公益財団法人横浜市芸術文化振興財団は、各地域で市民の芸術文化体験を広め、深めていくために、芸術創造特別支援事業リーディング・プログラム「YokohamArtLife(ヨコハマートライフ)」を実施します。
“アート”と聞くと美術館での展示、ホールでのコンサート、劇場での公演を思い浮かべがちです。本プログラムは、距離や時間、気持ちを理由に少し遠くに感じる“芸術文化”を「もっと身近に、もっと気軽に」に変えていくために、日常的にアートに参加する機会を増やす取り組みです。趣旨に賛同いただける実施団体を公募し、審査により採択された団体に活動を実施していただき、事務局は活動資金・広報の支援を行う仕組みです。
2019年度に始まり今年度で2回目となります。現在、私たちは世界に広がる新型コロナウィルスにより、これまでにない生活環境で暮らしています。芸術をはじめ、あらゆる文化活動は制約され、実体験しにくくなっています。また、それにより、国や地域、家庭を越えた人の交流は困難となり、孤独を感じている人も増えているでしょう。
このプログラムの趣旨である「芸術文化を身近に気軽に感じられるようにしたい」は、芸術文化を広めていく、深めていくには、どうしたら良いかを考えていくものです。新型コロナウィルス感染拡大する中、そこに新たな問いが生まれています。
本プログラムでは、“今だから、横浜だから”を大切にしています。この時代の芸術文化体験、YokohamArtLife(ヨコハマートライフ)を一緒に創造していきましょう。